現金の持込や送金について
中国留学を行う場合、もちろん、家賃や生活費のために中国へお金を持っていく必要があります。中国元(人民元)へ両替するには、基本的に現地の銀行で行うこととなります。現地へ持っていくにはトラベラーズチェック(T/C)かもしくは現金となります。その場合、通貨は日本円でも米ドルでも差し支えありません。長期の中国留学を考えている場合はT/Cがお勧めです。紛失や盗難の場合にもリファインド(現金払い戻し又は再発行)ができるからです。
安全面を考えるとT/Cなのですが、換金をするときには手数料が必要となります。節約中国留学をしたいと思っている方は、よく考えて決めましょう。現地に持ち込み、その後の両替は、空港や市内の銀行で行うこととなります。中国留学に来られた方で、空港内の銀行の交換レートは高いから、市内に入ってからにしようとする方がいますが、多少は空港内で両替することをお薦めします。
初めての中国留学の場合、慣れていない場所で銀行、それもT/Cを取り扱っている銀行を探すことに、とても時間を使わなければならないかもしれないからです。ちなみに、ホテルでも両替はできます。でも泊まっている客のみに対応していたり、上限が決められていたりと、不便なことも多いです。
中国留学へ出発するときに、T/Cが面倒だと思う方は、現金で持ち込みかもしれませんね。事前の手続きはいりませんし、T/Cと異なり、どんな銀行でも受け付けてもらえます。便利ですね。でもその分、危険もあるのです。中国では100元が最高札。現金はかさばるのです。スリに狙われることも考えられるでしょう。
現金で持ち込もうと考えている方は、口座を現地の銀行で開き、そこに預けて保管するようにするとよいでしょう。中国留学に来ている方は当然、旅行や短期の留学で来ている方でも、パスポートさえ提示すれば口座は開くことができるのです。ATMの使用方法も、基本的に日本のものと同じです。英語表示にもできるので、中国留学初心者でも心配はいらないでしょう。(参考:中国元口座開設)たくさんの現金を持ち歩くことに抵抗を感じる方は、銀行口座を現地で開いてから、家族にお願いして国際送金してもらう方法もよいかもしれません。国際送金は、都市銀行、もしくは郵便局から行うことができます。国際送金にかかる費用は、都市銀行だと約5000円、郵便局では約2500円ほどです。
結局、中国留学に出発する際に、現金・T/C、どちらが良いのでしょう?答えは「どちらも」ですね。現金・T/C、それぞれにメリット・デメリットがありますので、とりあえずはどちらも用意しておくことをお薦めします。そして、中国での生活にも慣れて、安全面での心配も減ってきてから、だんだんと現金の割合を増やしていってやればよいのではないでしょうか。
日本からの距離がいくら近いからといえ、中国留学は異国での生活です。いろいろなトラブルが起こると考えた方が自然です。でもそんな様々なトラブルに慣れていくことも中国留学の醍醐味の1つといえます。しっかりと準備をして、トラブルに対応できるようにしておいた方がいいですね。